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企業や自己成長のキーワード②「VUCA時代、転機を見逃さずモノにしよう」 (変化、転機、チャンス)

6日前

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注釈 VUCA 

Volatility:変動性, Uncertainty:不確実性, Complexity:複雑性, Ambiguity:曖昧性


転機は突然やってくる (変化、転機)

ブログ筆者の屋代です
筆者 屋代喜久

 人生には数多くの転機があります。それらは往々にして予期せぬ形で訪れ、時には戸惑いや不安を伴います。しかし、振り返ってみれば、そうした転機こそが自分を成長させる大きな

機会だったことに気づくことも多いのではないでしょうか?                                                                                    

 

 身近な転機は勤務先での異動や転職による職場環境の変化、住む場所の変更などで、振り返れば筆者も約40年間で、同じ会社で職場異動(役割の変化)10回、それらに伴い勤務地異動8回、転職後も職場異動3回、勤務地異動3回、と転機が訪れました

 大小違いはあれ、転機はどこかで必ず訪れるのが人生と捉えるべきです。その為に(予兆を感じる)感度を高め、可能な限り(受け入れる)準備をしておくことが大切だと思います。  

変化の先に、無限の可能性があります
変化の先 いくつもの可能性

転機はなぜ突然訪れるのか?(変化、転機)

 転機が予期せず訪れる理由はいくつか考えられます。

①    外部環境の変化を兆しとして察知できない

 企業の経営戦略や社会経済の状況により、突然の異動や転職の機会が生まれます。例えば、会社の業績悪化による配置転換、業務拡大に伴う異動、技術革新による業務変化などが挙げられます。これらの変化を「兆し」として察知できるかどうかが、転機をうまく活かせるかどうかの分かれ道になります。

②  人間関係の変化を敏感に感じ取れない

 職場の人間関係の変化も転機をもたらす要因の一つです。上司や同僚が異動したことで新たな役割が求められる場合、自身のキャリアに対する考え方が変わることがあります。人間関係のちょっとした変化を感じ取ることで、新しい可能性に気づくことができます。

③ 社会全体の価値観の変化に疎い

 筆者の新人時代の約40年前と比べると、労働市場の価値観が大きく変化しています。かつての終身雇用・年功序列の時代から、現代は個人のキャリアの選択肢が広がり、転職を前向きに考えることが一般的になっています。こうした変化を認識し、社会の動きに敏感になれば、自分に訪れる転機をより早く察知できると思います。


【仕事に対する考え方や働く環境は大きく変化した】

時代

主な特徴

40年前

終身雇用・年功序列が当たり前、転勤を拒否する選択肢がほぼない。企業側の指示に従う働き方が一般的。

現在

少子高齢化による売り手市場、転職がキャリアアップの選択肢に。働き方の自由度が高まり、個人の価値がより重要視される。

転機をチャンスと捉えるか、ピンチと捉えるか
転機をポジティブに

この変化は、転機をポジティブに捉えるきっかけにもなります。かつては転職や異動が「仕方のないもの」とされていましたが、今は「チャンス」と考える人が増えていると思います。


転機を見逃さずチャンスに変えるために  (変化、転機、チャンス)

 転機は必ずしも劇的な形で訪れるわけではありません。日常のちょっとした違和感や興味の変化も、転機の始まりとなり得ます。

① 変化に対する感度を高める

何気ない日常の中にある「ちょっとした違和感」や「興味の変化」を敏感に感じ取ることが大切です。例えば、仕事に対するモチベーションが下がってきた、新しい分野に惹かれるようになった、周囲から期待される役割が変わった――これらはすべて転機のサインかもしれません。こうした変化を見逃さず、気づいた瞬間に行動することで、転機をチャンスに変えることができます。

② 過去を振り返り、パターンを知る

これまで経験した転機を振り返ることで、「どのような兆しがあったのか」を分析できます。過去の転機は突然訪れたように見えても、実はその前に何らかの兆候があったはずです。それを理解することで、次に訪れる転機のサインをより早くキャッチできるようになります。

人の会話から転機に気付くことも多い
会話からヒントを得る

③ 人との会話を大切にする

転機は周囲の人との会話の中からヒントを得ることも多いです。特に、異なる業界や世代の人との交流は、自分の視野を広げ、新たな可能性に気づくきっかけになります。積極的にネットワークを広げ、さまざまな人と会話をすることで、自分の中に眠る転機の兆しを探すことができます。

 

転機への感性を高めるには? (変化、転機、チャンス)

転機をただ待つのではなく、それをキャッチし、楽しむためには「感性」を鍛えることが重要だと思います。そのためには、

① 新しいことに積極的に触れる

好奇心を持って新しいことにチャレンジすることで、自分の中に変化の種をまくことができます。読んだことのないジャンルの本を読んでみる、行ったことのない場所へ旅行する、異業種の人と話をしてみるなど、日常の選択肢を広げることが転機の感性を育てるポイントです。

② 「違和感」に目を向ける

「なんとなくしっくりこない」「もっとこうしたい」という感覚は、転機の兆しであることが多いです。違和感を見過ごさず、それが何を意味しているのかを考えることで、新たな方向性が見えてくるかもしれません。

③ 自分の価値観をアップデートする

価値観を固定しすぎると、新たなチャンスが訪れても「これは自分に合わない」と決めつけてしまいがちです。定期的に自分の価値観を見直し、「今の自分にとって重要なことは何か?」を考えることで、転機を受け入れる準備ができます。

  

転機の一歩を踏み出せ

怖がらずに一歩踏み出しましょう
一歩踏み出す

転機は決して恐れ、避けるものではなく、新しい世界への扉です。それを見逃さないために、日々の変化に目を向け、感性を磨くことが大切です。次に訪れる転機を逃さず、自分の可

能性を広げる一歩を踏み出してみましょう。


筆者 屋代 喜久 

             


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